【概況】北海道秋サケ漁は予想に反して大不漁となりました。昨年の好漁で期待大でしたが逆戻りです。沿岸の高水温が要因と推測されています。サンマも依然大不漁が続いています。カツオは近年の不漁から脱して今年序盤から好調に推移し、過去5年の平均値に近づきました。戻りカツオも回復傾向です。スルメは引き続き最低水準です。年末の主力商材であるカニ、魚卵は昨年の高騰から落ち着きを取り戻しています。今年は春先から高温傾向が続き、この冬も数年ぶりの暖冬予想です。
■大雪(12/7)
里にも雪が降る頃。北国では、この頃に降った雪は根雪となり、一冬の間、大地を覆うようになる。
■冬至(12/22)
一年で一番日の短い日であり、日がのび始める最初の日であることから、一陽来復の日として尊ばれる。この日は、粥や南瓜を食べ柚湯を立てる風習がある。
『こよみのページ』より
■三陸の年取り魚の話<ナメタガレイ>
当魚河岸でも昔からナメタガレイの名前で親しまれていますが、標準名はババガレイです。北海道から入荷するこの魚の箱にはババガレイとか母ガレイと書かれています。最近では「めっぽう美味いがめっぽう高い魚」のイメージが定着しています。