<1月> |
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キンキ |
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★ 栄養価 |
キンキの特徴は長卵形で扁平した体形・大きい眼と口・頭部から背鰭にかけて並ぶするどい刺・深海魚特有の朱赤色などで、もともと脂肪の多い白身魚ですが、春の産卵にむけて養分を蓄える今が美味しくなります。主な漁場は東北・北海道の沖合です。 |
白身魚の中では脂肪が多く、灰分・ビタミン類などは少なめです。 |
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真タラ |
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★ 栄養価 |
食欲旺盛な魚で、プックリふくれたお腹が「鱈腹=たらふく食べる」の語源になっています。厳寒の海域に生息し、日本では茨城県以北の太平洋側と山口県以北の日本海側に見られます。体長70p〜110p体重は20sにもなる大型の魚で、真タラの白子は「菊子」と呼ばれ、濃厚な味・とろっとした食感などが人気です。 |
切り身1切れ80Kcalと、低カロリーなのでダイエットに最適。高たんぱくでカルシウムも豊富と、優秀な食材です。 |
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カキ |
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★ 栄養価 |
「海のミルク」と言われるほど栄養満点で、欧米でも生食されています。天然物は稀少で、現在殆どのものは養殖です。【生食用】【加熱用】と分けて販売しているのは、出荷前の清浄時間の差等で鮮度の違いではありません。用途に合わせて使い分けすれば、より美味しくいただけます。 |
ビタミン・カルシウム・タウリンなどと鉄分が豊富です。うま味成分【グリコーゲン】は炭水化物の一種でエネルギーの素になります。 |
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ナメタカレイ |
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★ 栄養価 |
肉厚で粘液がおおく、ヌルヌルしていることから【滑多】と呼ばれています。駿河湾以北の太平洋沿岸・日本海各地に分布し、水深50m〜450mの砂泥域に生息しています。身は肉厚で、煮付けや唐揚げなどの加熱調理に向いた種類です。 |
カレイは脂質が少ない淡泊な味が人気です。ストレスの予防に効果的なタウリンやビタミンB1・老化防止のコラーゲンなどが豊富です。 |
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キンメダイ |
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★ 栄養価 |
鮮やかな赤い色と金色の目が特徴的な魚です。水深200m以上の深海に棲み、体長は3年で30p・5年で40p大きいものは50pほどになり、14〜15年生きる長寿の魚といわれています。脂肪が多い魚ですがくどくないので刺身や煮付けが美味です。市場には四国から入荷があります。 |
栄養バランスのよい魚で、ビタミンB1・B2・ミネラルが豊富です。 |
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ホウボウ |
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★ 栄養価 |
大きく美しい胸びれを持ち全体が角張った印象の魚で、一度見ると忘れられない姿をしてます。名前の由来はうきぶくろを使って、「ボーボー」と音をだすところからきています。北海道以南の各地沿岸を中心に分布しますが、近海でとれた大型のものは高値で取引されます。 |
可食部分が少ないが、味は淡泊でくせがなく色々な料理に向いている。カリウム・リン・カルシウムなどミネラルが豊富。 |
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ムツ |
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★ 栄養価 |
寒ムツと呼ばれるほど、冬は脂が乗り肉がやわらかい白身魚です。成長するにしたがい深海域に棲み、主に一本釣りで捕獲します。脂肪の多い魚なので煮付けにするのが定番で、「むつこ」と呼ばれる真子は大変美味で珍重されています。 |
脂肪分が多い他、成分的に特徴的なものは、見られない。 |
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アンコウ |
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栄養価 |
深さ100m以上の海底に生息し、タコやイカ・サバやイワシなどをあの大きな口で「バクッ」とひと呑み、丸ごと食べてしまうどう猛な魚です。北海道以南の本州各地に分布しますが、茨城以北が本場です。「西のフグ東のアンコウ」と言われるほど美味な魚で、特に肝は「海のフォアグラ」と珍重されています |
肉は低脂肪のタンパク源、肝はビタミンE・亜鉛・銅・DHAやEPAも豊富です。鍋にしてヘルシーで栄養バッチリ!おすすめです。 |
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ヒラメ |
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★ 栄養価 |
平らな側偏形をしていて、昔から「左ヒラメ・右カレイ」と言われるように目の付いている向きで見分けます。淡泊な白身で、刺身・昆布締め・すし種などに高級魚として人気です。上下の鰭の付け根の部分を「縁側」と呼び、美容に効果大のコラーゲンが多く含まれてます。 |
脂肪が少なめで、リン・ナイアシン・ビタミンDなどが期待できます。うまみ成分のイノシン酸・グルタミン酸のバランスもよく、生食が最適。 |
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シラウオ |
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★ 栄養価 |
細く半透明でアユなどの幼生期に似た姿をしています。日本の温帯沿岸域やサハリン・朝鮮半島東岸に分布し、春になると産卵のため河川に遡上します。主な産地は青森県で、水揚げ量の7〜8割を占めています。 |
カルシウムが豊富で、たんぱく質・カリウムも含まれます。小魚は、丸ごと食べられるので優秀なカルシウム源です。 |
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ヤリイカ |
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★ 栄養価 |
ヒレが大きく尖り、「槍」に似ている所からこの名が付きました。胴の長さは40p程になり、北海道から九州まで分布し、大きな漁場は常磐沖や北海道などです。市場には常磐沖のものが入荷しています。身が薄く淡泊な味で人気が有り主に【糸造り】など生食用に使われます。 |
イカは、血中コレステロール値の減少・強心作用・肝機能向上などの効果を持つタウリンが特に豊富で、カロリーも控えめです。 |
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カサゴ |
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★ 栄養価 |
眼と口が大きく、頭から背にかけて鋭いトゲがある無骨な姿からは、想像出来ない程引き締まった白身は美味。浅場にすむものは黒褐色、深場にすむものは暗赤色と、棲む場所で体色が変わるのが特徴。漁獲量が限られ市場への入荷は多くありませんが、磯釣りをする方にはおなじみの人気者です。 |
高たんぱく・低脂肪で、亜鉛が多く含まれています |
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サワラ |
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★ 栄養価 |
体長1m・重さ5kg程のスマートな魚です。今の時期は脂が乗り【寒鰆】といって関東では特に珍重しているようです。白身で肉質が柔らかなので、刺身・照り焼き・塩焼き・味噌漬などがおすすめです。サワラに限り、切り身の場合尾に近い部分が美味と言われます。 |
血圧上昇の抑制に効果があるカリウムが豊富に含まれ、たんぱく質・ビタミンB2・D・ナイアシンも含まれ、DHAはサンマより多いです。 |
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アマダイ |
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★ 栄養価 |
特徴は、細長く偏平形の体で頭が大きく額がおでこ型をしているところです。60〜100mの海底の砂地に住み、砂に潜って小エビなどを捕って食べています。白・赤・黄と種類があり、今の旬は白甘鯛で味も一番美味といわれています。相模湾と若狭湾が有名な産地です。 |
柔らかい肉質で水っぽく、淡泊な味をしています。 |
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ウスメバル |
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★ 栄養価 |
名の通り大きなパッチリした目が特徴です。体色は、灰褐色(キン)・灰赤色(アカ)・黒灰色(クロ)の3種類あり、棲む場所や水深などで変化したものです。近縁種も多く30種以上といわれています。新鮮なものは刺身OKですが、やっぱり煮付けが格別です。 |
高たんぱくで、リンが豊富です。リンは、血液などの体液に入り、酸性・アルカリ性に傾かない様pHの緩衝作用を受け持ちます。 |
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スケトウダラ |
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★ 栄養価 |
スケソウダラは北海道から三陸沖の太平洋側や秋田・新潟沖から朝鮮半島海域近くまで広く分布し、200m以上の深場を群で大きく回遊しています。鮮度の落ちやすい魚の為、鮮魚の市場への入荷は少なめで、練り製品・たらこ・明太子などに多くが加工されています。 |
タラ類は全般的に高たんぱく・低脂肪でダイエットにも向いていますそして卵には、ビタミンB1・B2・Eが豊富に含まれています。 |