<4月>
ツブ貝 ツブ貝     ★ 栄養価
本州の中部以北・サハリン・オホーツク海などに分布する寒海性の貝で、北海道が主な産地です。円錐型をした巻き貝で、丸ごと焼いたり茹でるのが一般的です。 たんぱく質とナトリウム・カリウム・カルシウムが含まれます。
アイナメ アイナメ 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
体は紡錘型で測線が5本あり、全体にぬめりがあります。成魚で体長30〜40cmになり、体の色が棲む環境で変わり、黄色・黄褐色・紫褐色など色々で、保護色の役割があります。水深30m位までの海藻が多く生えているところを好んで生息しています。今、市場には青森、三陸主体の入荷があります。 ビタミンDが豊富で、ミネラルのリン・カリウム・亜鉛も多く含まれています。
マス マス 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
標準和名は「カラフトマス」、別名マス・本マス・青マスと呼ばれます。マスという名ですが、サケ科・サケ属のサケです。また、サケ類としては小型で、最大でも70cmほどです。市場では本マスまたは青マスの通称で、主に北海道から小型のものが入荷しています。 身は良質なたんぱく質、脂肪に富み、ビタミンAやDが多く含まれていて、子供やお年寄りにも最適な魚です。
アジ アジ 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
140種近くあるアジ科の魚のうち、日本近海には約20種が生息しています。中でも漁獲量・人気とも1が真アジです。刺身やタタキはもちろん、煮ても焼いても揚げてもOK!(忘れちゃいけない!!干物もありますね)日本各地で獲れますが、市場にはこれから地元神奈川の朝網物の入荷が増加してきます。 DHA・EPA・タウリン・カリウムや、うま味成分イノシン酸が豊富で、適度な脂肪分のバランスの良さも味の秘密です。
サヨリ サヨリ 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
体長が30pほどで、スマートな延長形で細長い下顎が特徴です。先端部は紅を挿したように赤くなっています。腹腔が大きいためすぐワタ焼けを起こし傷みやすいので、鮮度のよいものでもすぐ下処理をしておくことが必要です。大きいものは刺身・寿司種など、小さいものは天ぷら・椀種に。 白身で脂肪分が少なく淡泊。成分的には、際だった特徴は無い。
かつお カツオ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
「勝魚」といわれ勝負事などに縁起物として使われ、日本人には、なじみある魚の一つです。温暖性の魚で南方の海で生まれ育ち、2年程たつと黒潮に乗って北方にやって来ます。回遊は、フィリピン沖から三陸沖まで往復2500qにも及び、今は屋久島沖や太平洋上で水揚げされています。 コレステロールを下げたり動脈硬化を防ぐEPAが豊富で、うま味成分のイノシン酸も多い。
サクラエビ サクラエビ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
体長4cm程の小型のエビで、透明な体に赤い色素が透けて見えます。静岡県駿河湾が有名な産地で、生・釜揚げ・干したものなど色々食べ方が楽しめます。産地の駿河湾ではサクラエビを干してる様子が春の到来を知らせる名物になってるようです。 カルシウム・リンなどの無機質が他のエビと比べてもダントツに多く、たんぱく質も豊富な優れた栄養源です。
アサリ あさり 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
貝の中でも馴染み深い代表格で、波打ち際から10mくらいの水深の海底に潜ってすんでいます。潮干狩りの主な対象でもありますが、最近では干拓や埋め立てなどで生息地域が減少傾向にあり、養殖も盛んに行われています。市場には今、伊勢湾から入荷があります。 貝類の中では、比較的カルシウムが多く、タウリン・ビタミンB12を含むので、肝臓強化・コレステロール対策など効果大。鉄分も豊富です
トビウオ トビウオ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
飛行機の翼のような胸ビレが特徴的な魚で、海面上2m・飛行距離200mにも及ぶ滑空をみせるといわれてます。全国各地で水揚げされますが、今は屋久島で水揚げされたものが市場に入荷されています。加工品として伊豆七島の「くさや」・五島の「あご」などが有名です。 水中・空中を、勢いよく動き回るため、高たんぱく・低カロリーで、ビタミンEとセレン(抗酸化作用)が豊富なヘルシーな魚です。
マナガツオ マナガツオ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
関東では、割りとなじみの薄い魚(?)ですが、関西でよく賞味され高級魚として扱われています。紀伊半島を北限として東シナ海に多く分布しています。そのため「西海に鮭なく、東海に真魚鰹なし」と言う諺もあります。市場には、九州方面からの入荷があります。 白身でくせがなくやわらか。ビタミンAが、多く含まれています。
サワラ サワラ 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
体長1m・重さ5kg程のスマートな魚です。今の時期は脂が乗り【寒鰆】といって関東では特に珍重しているようです。白身で肉質が柔らかなので、刺身・照り焼き・塩焼き・味噌漬などがおすすめです。サワラに限り、切り身の場合尾に近い部分が美味と言われます。 血圧上昇の抑制に効果があるカリウムが豊富に含まれ、たんぱく質・ビタミンB2・D・ナイアシンも含まれ、DHAはサンマより多いです。
マダイ マダイ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
姿・色・味と三拍子揃った、代表的な魚です。冬場は水深100m〜200mの深場に生息していますが、春になると産卵を控え沿岸に近づきます。この時期には体色がとりわけ美しくなり、「桜ダイ」とも呼ばれます。養殖も盛んですが今は日本海からの天然物が、入荷しています。 養殖物は天然と比べ、油が多いので、カルシウムの吸収を良くするビタミンDや、老化を防ぐビタミンEが多く比較的安価でおすすめです。
ホタルイカ ホタルイカ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
オホーツク以南の日本近海で水深200m〜1000mに広く分布しているが、春の産卵期に岸近くで大量に見られるのは、富山湾だけで漁獲も富山湾に集中しています。体表に発光器を持ち、蛍の様に光るところからこの名が付きました。体長7p程の小型のイカです。 イカは、高たんぱく・低カロリーで、コレステロール値を下げるタウリンも多く含まれています。ビタミンEも豊富です。
キビナゴ キビナゴ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
日本では中部以南の暖かい海で見られ、沿岸の表層を大きな群れで回遊する全長9cm程の魚。体の中央にある銀色の帯が特徴的で鹿児島では帯のことを「キビ」と呼び、そこから【帯模様のある小魚】=【キビナゴ】の名が付いたと言われてます。加工品は鹿児島・生は紀州産の入荷が中心です。 他のイワシ類と同様、カルシウム・鉄分が豊富で血中コレステロールの低減に効果的なEPA・DHAも多く含みます。
クロダイ クロダイ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
真鯛に似ているが体色は全体に黒色で、日本各地の内湾の砂泥底に棲み磯にも出現する。幼魚の頃はすべて雄で、成長中雌雄同体になり3年で成魚になると雄・雌に分かれる「性転換する魚」です。白身で磯の香りが強く、真鯛とはまた違った野性的な風味で人気の魚です。 水溶性ビタミンのナイアシン・ミネラルのリン・カリウムが比較的多く含まれています。
わかめ ワカメ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
太平洋側は室蘭以南、日本海側は北海道以南に分布します。潮流の激しいところのものほど良質と言われます。春から夏にかけて繁茂する一年草で高さ50〜150cm程になります。近年はほとんどが養殖物です。三陸の<春告げわかめ>は、種付けからわずか3ヶ月の新芽のみを摘んだワカメで、格別の風味が人気です。3月まで入荷します。 骨の形成に欠かせないカルシウムが豊富で、ビタミンA・Cも多く含んでいます。血中のコレステロール値を下げることでも知られています。
バカ貝 バカ貝 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
ハマグリに似た二枚貝です。通称の「アオヤギ」の方が一般的です。道南から九州まで広く分布していますが、日本海側は少なく、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海が主産地です。むき身は寿司だね、刺身、ぬた、酢の物等に、貝柱は「小柱」とも呼ばれ、かき揚げ天ぷら等にします。 低カロリーで、ビタミンAが豊富。また、血液を中性に保つリンも多い。
マガレイ マガレイ     ★ 栄養価
体は偏平をした楕円形で、カレイで思い浮かべるイメージそのままの型をしています。北海道の全域に分布し、特に積丹半島以北の日本海やオホーツク海沿岸に多く分布しています。水深100m以浅の砂泥底に生息し、体長は40cmぐらいまでに育ちます。 白身魚の代表格。低脂肪・高たんぱくでビタミンB1・B2・ビタミンDなど重要な栄養素や美肌効果が高いコラーゲンも豊富です。